社員さんにITスキルをつけさせたいと思ったことはありませんか?

また、ITスキルがあると社内で言われている社員さんが、本当にどの程度のスキルがあるか、客観的に判断してみたいとは思いませんか?

【教育】 教育については、Off-Jt、On-Jtと2種類あります。

職場以外の場所での一括集合研修Off-Jtでは、その「成果基準」を設けておくべきです。一般教育の他に「IT教育」にも目を向けます。今後の世の中ではITを使いこなすという能力が必須だからです。そのための指標としてわかりやすいのが、日商の各種検定などです。

日商PC、電子メール活用能力、簿記あるいはその上の活用を目指すならば情報処理技術者試験なども活用するべきです。

資格取得についての報奨制度も整えておくと、自学自習の雰囲気が社内に醸成されます。また研修の数値化観点では、商工会議所などが行なう、各種セミナー(例:情報セキュリティセミナー)への出席時間数などを数値化して管理するとよいです。

資格試験

上記に記載したように、資格試験は社員の能力評価基準として客観的であり、また、報奨金制度などと絡めることが比較的容易にできます。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 が、実施している試験は情報処理産業では当然の試験ですが、一般的な基礎知識を問う 「ITパスポート」試験や、最近、言われているセキュリテイに強い「セキュリティマネジメント」試験などもお勧めです。

日本商工会議所のPC検定も、ワード、エクセル、パワーポイントと、科目ごとに4級~1級を用意しているので、新入社員の研修にも最適だと思います。

研修制度

では、資格試験をどのようにとらせるか、また、学習の方法はどうしたらよいかです。
1.社内講師で課外活動(これができれば最適)
2.社外講師を向かい入れる(お呼びいただければ・・・)
3.資格試験用の教材を数セット購入しておく
  これもお勧めです。各自で申し込むのよいのですが、社内で1セットあるというのもよいかもしれません。